微小循環狭心症について
微小循環狭心症
- その胸痛、心臓神経症と言われていませんか? –
狭心症は胸痛を起こす代表的な心疾患です。狭心症は通常、心臓表面の冠動脈の狭窄が原因と言われています。しかしこれ以外に、冠動脈の攣縮や、直径400µm以下の微小冠動脈の循環障害や攣縮が原因の場合があります。これらの問題点は通常の冠動脈造影(心臓カテーテル)検査では検出できないことです。当院では冠動脈造影検査に加えて、冠攣縮誘発検査、微小循環検査(包括的冠動脈機能評価)を実施しています。長年、原因不明とされてきた胸痛の原因が解明できる可能性があります。