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2025年11月10日AHA2025 Late-Breaking SessionとCirculation 誌への同時公刊についてのお知らせ。
先日のご報告通り、20205年11月9日にアメリカ ニューオリンズにて、ハーバード大学に出向中の樽谷先生が、AHA2025(ニューオリンズ)のLate-Breaking Science in Featured Science session でDAPA-EAT trialの研究結果を発表されました。潜在的心不全に対し、ダパグリフロジン(SGLT2阻害薬)が心周囲脂肪を減少させ、さらに線維化を抑制し左室拡張能の改善させることを示した研究で、和歌山県内関連施設で実施された多施設共同臨床研究になります。
当日は、代表研究者の樽谷玲先生の発表に対して自然に歓声が起こり、熱烈な拍手が会場内の雰囲気を盛り上げました。
また、この研究は同日Circulation誌(IF 38.6)に掲載されています。
この同時掲載は、研究に同意され参加した患者様と和歌山県の循環器専門医の協力があってこそ実現した、世界的な成果であると確信しております。田中篤教授を筆頭に循環器内科医局員一同、今後も和歌山県に貢献するため、地域医療と研究の発展に尽力してまいります。





